沖縄に自生しているスミレの種類は10種類と言われています。
方言名は「スミリ」と言います。
わたしの庭で見かけるスミレの種類は定かではありませんが、
自然に生えたモノなので、なるべく雑草取りの際には注意しながらの作業をしています。
琉球列島に自生しているスミレたち
有茎種
- ツクシスミレ
- タチツボスミレ:シロバナタチツボスミレ(変異種)
- シマジリスミレ
- オキナワスミレ
- オリズルスミレ
無茎種
- リュウキュウスミレ:シロバナリュウキュウスミレ(変異種)
- リュウキュウシロスミレ
- アマミスミレ
- ヤクシマスミレ
- ヤエヤマスミレ:イシガキスミレ イリオモテスミレ(変異種)
沖縄では冬になるとチラホラとリュウキュウスミレが芽吹きだしますが、
可愛らしい花を咲かせるだけではなく、薬草としても利用もできる優れものです。
効能:個人的ランキングベスト3
1位 皮膚化膿症に
2位 腫れ物やできものに
3位 解毒
大きな効果はないかもしれませんがちょっとした切り傷が化膿したり、
水仕事をして指先のササクレが痛く感じたりするときなど、強い薬でなくとも和らげることができます。
おもに、全草をもんで出た汁を患部につけるか、
葉っぱをモミモミして直接湿布するとよいでしょう。
サラダとしても食べることができるそうです。
まとめ - Summary of the information –
開花は早ければ11月頃から4月頃まで見かけることができます。
開花の時期がきて、ポチポチと庭に咲くリュウキュウスミレを見ると、ちょっとホットします。
数年前から”アメリカハマグルマ”という外来種に庭を侵略されつつあって、
いつの日かいつも当たり前に見かけている季節の野草たちの姿が見れなくなるのでは…
と不安になることもあります。
外来種はマジでしぶといです(-_-;)
心が折れそうになる時もあるけど、小さな可愛い花やハーブたちが雑草に埋もれながらも
新しい芽が顔をのぞかせている姿を見ると、また頑張ろうと励まされます(´・ω・`)。
小さいのにね。こっちも負けてられないわ。