ニンニクやネギの香り成分であるアリシンの働きとは?-後編-

ニンニクやネギの香り成分であるアリシンの働きとは?-後編-

アリシン-Allicin-

とても一つの記事ではまとめらないほど、興味深い働きがある栄養素アリシン
ニンニクやネギ類に含まれるアリシンという名の栄養素は、日々の食事でお目にかかる機会も多いことでしょう。
”知っていて損はない、素晴らしい栄養素!”と勝手ながらに注目記事と思っています。

前回に引き続き、アリシンの働きについて後編をお楽しみください。

アリシンはなぜ健康食品として注目されているのかというと、たくさんの効能があるという理由からでしょう。
それではどんな効能があるのか、ひも解いて参りましょう。


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血糖値の上昇を抑える

血液中に含まれるブドウ糖の量を表す数値が”血糖値”。これが正常に保たれなくなると、糖尿病が引き起こされます。
糖尿病は悪化すると、全身の血管や神経などに悪影響を及ぼし、合併症や動脈硬化を引き起こしてしまう怖い病気。

アリシンは血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防する効果があります。

ここでもアリシンはビタミンB1とタッグを組むことで効果を発揮。インスリンという血糖値を正常に保つホルモンの分泌を促します。その働きが血糖値の上昇を抑えるという仕組みなのです。なんとも素晴らしい栄養素ですね!

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血流を改善する

健康であれば問題ないとされていますが、不規則な生活習慣や現代人の食生活には危険がいっぱい。

そういった不規則な生活習慣を続けていると血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高くなります。

硫黄化合物には血液が固まりやすくなるのを防ぐ働きがあり、アリシンは硫黄化合物のひとつなので、血液サラサラの手助けとなるわけです。


感染症予防

食中毒を防ぐための薬味として利用されていたという歴史もあるアリシンには強い殺菌力があり、サルモネラ菌やチフス菌、コレラ菌をはじめとする病原菌から体を守る働きがあります。


食欲増進

アリシンは、切る・潰す・加熱調理をすることによって、アリインという物質がつくられます。たとえば、ニンニクを炒めた時の香ばしい匂いはまさに食欲増進!唾液や胃液といった消化液の分泌を促すので、胃腸も活発になります。食欲のない時は効果を発揮するでしょう。


まとめ - Summary of the information –

前編と後編に続き、ご愛読いただきありがとうございました。
知ることで、身近な食材たちが今までと違った形で見えたと感じて下されば幸いです。

過剰摂取は体に毒です。
それは何に対しても同じで、自分で知ろうとした知識は小さなことでも役に立つ。
なんとなく「体に良いもの」と知ってはいるものの、「なぜ良いのか」を知ると上手に摂取できることでしょう。