栄養価が高いモロヘイヤの魅力とネバネバの正体

栄養価が高いモロヘイヤの魅力とネバネバの正体

モロヘイヤは「野菜の王様」と言われるほど栄養価が高い食材です。

沖縄固有の野菜ではありませんが、県内の農家さんも生産に取り組んでおり、ファーマーズマーケットやスーパーでも身近に見かけるようになりました。
モロヘイヤの原産地は中東で、日本に入ってきたのは1980年代。
わずか40年前ということで、全国に広まるまでの歳月を考えると”まだ食べたことがない”という方も多いのではないでしょうか。
厳しい夏には欠かせない葉野菜として、モロヘイヤの魅力を紹介していきたいと思います(; ・`д・´)


 モロヘイヤってどんな野菜?その特徴

モロヘイヤの歴史/由来

モロヘイヤは5000年以上前から栽培されていたといわれ、エジプトなどではモロヘイヤの葉はお茶に利用されるなど古くから愛されている葉野菜です。
”モロヘイヤ”という名前はアラビア語で「王様だけのもの・王様の食べ物」という意味があり、王族だけの貴重な食材でありました。

そのすぐれた栄養と美容効果でクレオパトラ7世も好んだと言われています。

 モロヘイヤの特徴

モロヘイヤ特徴は、とろ~っとしたネバネバの成分。

葉を刻み、熱を加えると粘りが出てネバネバとした成分が出てきます。
葉っぱの形にも特徴があり、葉っぱの根元に細いヒゲのようなものが出ていて愛らしい形をしています。

 

モロヘイヤ

 ネバネバの正体

モロヘイヤのネバネバの正体はムチン、マンナンなどの多糖類の成分でオクラやなめこ、サトイモなどネバネバ食材などに含まれています。

  • 消化をサポート
  • 胃のトラブル改善
  • 糖の吸収を遅らせる
  • 血糖値の上昇を抑える
  • 糖尿病や動脈硬化の予防

スポンサードリンク

 モロヘイヤは見た目ほど苦くない?!

さっとゆでて、刻むだけ。

野菜嫌いのわたしでも、また食べたくなるほど味はあっさりとして、特に味の個性は感じられません。
ドレッシングとの相性はバッチリで、子供でも食べやすい葉野菜です。
しかし!以前モロヘイヤのスープを作った時のこと。
とても美味しく頂いたのですが、翌日に火を通して温めて食べると苦みやコクが強くなって食べにくくなってしまいました。
火を通せば通すほど、色も濃くなり味も渋く感じた経験から、モロヘイヤで作るスープは冷製スープにするほうが食べやすいかと思います。

 モロヘイヤの栄養素が半端ない

王族しか口にできなかった食材のモロヘイヤ。
ニンジンを上回る豊富なβカロテン、ホウレンソウの約5倍のカルシウムが含まれるなど、その栄養価の高さは葉野菜の中でもトップクラスです(;’∀’)

モロヘイヤの栄養成分/効能

モロヘイヤ

主な栄養成分

  • ビタミンB群
  • 抗酸化ビタミンのビタミンC・E
  • カルシウム
  • βカロテン
  • カリウム

スポンサードリンク

主な効能

  • 動脈硬化予防
  • 骨粗しょう症予防
  • 抗がん作用
  • 老化抑制
  • 食物繊維で便秘予防・改善
  • 胃腸の粘膜を保護
  • 肝臓、腎臓の機能を高める働き

 調理と組み合わせのコツ

包丁で刻んで叩いて粘りだし

新鮮でかつ柔らかそうであれば、包丁で刻んで叩くと粘りがでます。
ゆがくのが難しい、ビタミンCがもったいない・・・というときは、
包丁で刻んで叩いて粘りだししてみましょう(; ・`д・´)しっかり粘りをだしてネ

キノコ類とモロヘイヤでカルシウムの吸収率アップ

モロヘイヤにはカルシウムも含まれています。
カルシウムの吸収を助けるビタミンDと一緒に摂取すると吸収率アップにつながります。
キノコ類やじゃこなど、ビタミンDを多く含む食材と一緒に食べれば丈夫な骨や歯をつくる手助けとなります(*‘∀‘)

関連記事:骨や歯を作るだけじゃない!残り1%の”カルシウム”の働きとは?

トマトとモロヘイヤで免疫力アップ

トマトとモロヘイヤに含まれるビタミンCβカロテンで免疫力を高めましょう。
トマトのリコピンにはβカロテンの2倍以上ともいわれる抗酸化力があり、がん予防にも繋がります。

関連記事:βカロテンのすごい所、まとめてみました。

たまねぎとモロヘイヤでビタミンB1の吸収率アップ

疲労回復を助ける上で欠かせない成分であるビタミンB1。

たまねきの硫化アリルは、モロヘイヤに含まれるビタミンB1の吸収を助ける働きがあり、
肩こり、だるさ、食欲不振などの症状改善に役立ちます。

関連記事:ビタミンB1とはどんな栄養素か

オクラとモロヘイヤで夏バテ防止

モロヘイヤとオクラのネバネバ成分であるムチンが胃腸の働きを助け、
夏場でも食欲増進を助けて夏バテ防止に繋がります。
また、納豆、オクラ、山芋などのネバネバ食材と組み合わせればスタミナ強化でさらに夏バテ防止の味方になります(*‘∀‘)


 得する選び方/保存方法

  • 葉と茎がみずみずしく、新鮮な物を選ぶ
  • 茎は硬いので葉っぱのみを利用する

鮮度が落ちると葉が硬くなるので新鮮なうちに召し上がりましょう。
さっとゆでたあと、しっかりと水を切り、ラップ保存すると冷凍もできます。
乾燥に弱いので湿らせたキッチンペーパーなどで包んでからポリ袋にいれ密封、冷蔵庫の野菜室で保存。2~3日で使い切るようにしましょう。


 さやと種には毒性があるので注意が必要

モロヘイヤ

さやの実の中にある種には、ステロイド類やストロファンチジンという毒性の強い成分が含まれているため葉っぱのみを食用としましょう。
食用として市販されているものは農家さんがちゃんと取り除いているので安心です。
しかし、家庭菜園をする場合は誤って食べたりしないよう注意が必要なので、充分に気を付けましょう(>_<)

しつこいですが、必ず葉っぱだけを食用としましょう!