ヒヌカンだけじゃない!沖縄のお家にいる神様たち

ヒヌカンだけじゃない!沖縄のお家にいる神様たち

Zonpin独り言

うちな~んちゅなら知らない人はいないであろう、ヒノカン。
「あなたの家にはヒヌカンはある?」なんて会話も時々でるほど。

ヒヌカンは台所にいる火の神様ですが、
沖縄の家には古くからたくさんの神様がいると信じられてきました。

ヒヌカンとトートーメー(仏壇)だけでなく、
今回は、ぜひ知ってほしい
あなたのお家にいる神さま
ご紹介したいと思います( ゚Д゚)

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ヒヌカン/火の神

台所のいる神様。
琉球王朝時代から続くもっとも古い信仰
台所にあった”かまどの火”
火の神と崇め、
かまどは神聖なものとして
大切に扱われていました。
主婦が祀りの管理を行います。

床の神

床の間にいる神様。
床の間に香炉と縁起物の掛け軸を飾り、祀ります。
家長である男性が祀りの管理を行います。
床の間がない現代の住宅環境では、
日当たりの良い部屋に
場所を確保して祀る方法もあります。

トゥファシラヌカミ/戸柱の神

昔の沖縄の住居には玄関がなく、
縁側が出入口でした。
その出入口にある柱に
神さまがいらっしゃるとされ、
崇めていました。
戸柱のない家は、
玄関を戸柱にみたて外に向かって拝むか、
ベランダの向きが南向きであれば
ベランダから拝みます。
ヒヌカンを持たない人は、
トゥファシラヌカミにお通しして
御願(うぐぁん)することができます。

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フールヌカミ/便所の神

沖縄の方言で、
フールとは豚のことです。
沖縄の昔の住居は、
豚小屋とトイレが一緒だったことから
便所の神のことを
フールヌカミと言います。
屋敷の中で最強の神であるフールヌカミ
マブイグミと言われる
”魂を込める御願(うぐぁん)”をする場合に拝みます。

屋敷の神

屋敷内の守護神で
四隅や八隅(ヤシン)を守っています。
四隅は十二支で当てられた方角に向かって、
2月、8月、12月に
屋敷の神様に感謝し、御願(うぐぁん)を行います。

北 ニーヌファ 子の方
東 ウーヌファ 卯の方
南 ンマヌファ 午の方
西 トゥイヌファ 酉の方

 

干支方位

ウジョーヌカミ/御門の神

門の守り神で、
右の神、左の神が守護しています。
旧盆にご先祖様をお迎え、
見送りする時や屋敷の拝みをするときに
御願(うぐぁん)を行います。

ニジリヌカミ 右の神様
ヒジャイヌカミ 左の神様

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ヤーヌカミ/家の中央の神

家の守護神で、
中心にいて地域によっては家の中央から、
東または南に向かって御願(うぐぁん)を行います。

ナカジン/中陣の神

屋敷の中央にある庭の神様で、
屋敷の中央に位置しているお庭を言います。
お庭がない家や地域によっては
軒下で拝みます。

参考図書:よくわかる御願ハンドブック ボーダーインク


まとめ - Summary of the information –

沖縄は独自の文化が根強く残っています。
お盆だけウートートー(仏壇に拝むこと)するだけじゃなく、
感謝は家の中から始まっているのです。
ご先祖様に感謝し、神様に見守って頂く。

祈ることで、
人を思いやる心、自尊心が保てる気がします。
ご先祖様や家の神様に感謝することは
身近な思いであり、
信仰というよりは
当たり前のことかもしれませんね( ゚Д゚)

これだけの神様が家にいるかもしれないと思うと、
身が引き締まるような気持ちになるのではないでしょうか!
まずはお家をキレイにして、
祀るものがなくても感謝の気持ちを忘れず、
家族や大好きな人たちへの健康と幸せを祈ることから
始めてみようではありませんか(-ω-)/