植物同士で協力させてみよう。そうしよう。コンパニオンプランツだよう。

植物同士で協力させてみよう。そうしよう。コンパニオンプランツだよう。

こんにちは。こんばんは。おはようございます。
語呂合わせが下手でごめんなさい。
食いしん坊のゾンピンだよう。

今回は美味しい野菜を育てるための、ちょっとしたオーガニック風の
育て方をご紹介したいと思います。
オーガニックと呼ぶには、ハードルが高いので、
プランター菜園でできる、オーガニックに近い手法という意味で
捕えてもらえると、気軽に挑戦できるかと思います。
※オーガニックとは、有機栽培を意味します。
※有機栽培とは、農薬、化学合成資材を使わない栽培を意味します。

 コンパニオンプランツのコンパニオンの意味

接客業のコンパニオンではありません。
お姉さんを想像してしまった方。
わかります。わたしも想像しました。
これは日本の造語です。
本来の意味は、”仲間&連れ”であり、お姉さんの接待ではありません。
ひとつ、勉強になりましたね。
さて本題です。

スポンサーリンク

 コンパニオンプランツとは有機農法の第一歩

自然生態系を利用して、植物同士で助け合い、成長させる方法。
これをコンパニオンプランツといいます。
自然のチカラ、不思議、奇跡といった感じです。
野菜や果物、雑草、ハーブなどを
うまく組み合わせて育てると、
まるで互いを助け合いながら成長し、生きている?
と思ってしまう、素敵な環境になる。
それを利用しようじゃないか!
美味しい野菜や素敵な植物を育てようじゃないか!
1人じゃ生きてけない。人間も植物も同じなんだー!
みたいな感じです。
もちろん、植物同士には感情やゆいまーる(助け合い)の精神があるわけではないのですが、
自然の生態系を研究し、科学のチカラで農業の発展に貢献した
多くの研究者たち、農家さんのおかげで、
コンパニオンプランツという手法が知られるようになったのです。

 具体的にどんな効果がうまれるのか

 メリット

  • 病気や害虫の被害を抑える
  • 成長を助け合い、味もよくなる
  • 土の中の環境がよくなる

大事に育てた野菜にびっしりとつく害虫があるとします。
イラっとします。この、アブラムシめっ!数が多すぎー!
その傍らに、害虫が苦手な香りや成分を保有している植物があれば、
害虫が「危険な香りがする。や、やめとう…」
そんな感じで被害が軽減されるという仕組みです。

アブラムシ
レタスにびっしり。やっておけばよかった、コンパニオンプランツ…。残念です。

また、乾燥に弱い植物の根元に土を覆う植物を植えると、
お互いを邪魔せずに共栄できます。
背が高い植物が日よけになり、
背の低い植物がよく育つことで土の乾燥を防ぐ。
多少のほったらかしでも、植物同士で助け合いながら
成長できるのです。

さらに、異なる植物を植えることで、土壌の成分にも影響がでます。
同一の野菜や同じ科を長いこと同じ場所や土で栽培し続けると、
土壌の環境が偏り、連作障害が引き起こります。
同じ栄養ばかりを吸収し続けると、土壌環境が悪くなるのです。
これを避けるために、収穫が終わったら違う野菜を植えること。
コンパニオンプランツの場合は、すでに混植から始まるので、
連作障害を回避することができます。
楽ちんですね。
とはいっても、ただの時間稼ぎのようなものなので、
土壌の栄養素が偏れば、同じこと。
2~3回の収穫が終わったら、違う組み合わせをオススメします。

スポンサーリンク

 デメリット

  • 必ずしも期待通りの効果があるわけではない

とても奥が深いコンパニオンプランツ。
その土地の環境が違えば、害虫、気温変化、
さまざまな問題と闘うことになります。
ここでは成功したけど、あそこでは失敗した。
去年は成功したけど、今年は失敗した。
人生みたいなものです。
しかし、農薬で楽に害虫対策をしても
目には見えずとも蓄積されいるのは確か。
野菜は口にするものですからね。
なるべく自然の知恵に頼るのが一番。
近道はないのです。
楽するとしっぺ返しが。それは今ではなく、未来に起きるのです。
子供たちの未来というキーワードは、まさにこれ。
汚れた土、水、空気を少しでもきれいなまま、
後世へ残すことが、有機栽培(オーガニック)の目的なのです。

スポンサーリンク

自然の力を利用するのは、正直たやすいことではありません。
地球規模の環境を守るためには、緻密な計算が必要となります。
微生物や細菌やpHや…野菜や植物を植える前から大変です。
頭がパニック。
有機栽培をなされている農家さんは本当にスゴイ。
こんな凡人には無理…。
ですが、こんな凡人のために、
すでに経験から厳選された組み合わせがあります。
ふー。よかったですね。

次回は、実践できる組み合わせや相性など、
プランター菜園でできるハーブを使ったコンパニオンプランツについて
まとめていきたいと思います。

つづきはこちら。

コン/プランツリンクバナー_2