イシマキガンジュー(オオイタビ)は昔から沖縄の民間療法で利用されていた!

イシマキガンジュー(オオイタビ)は昔から沖縄の民間療法で利用されていた!

イシマキガンジュー(オオイタビ)


沖縄の方言ではチタ、ミンチャンバー、イシマキガンジュー、
イシバーキなど呼び名はいくつかありますが、壁や植物を覆っている姿をよく見かけます。


効能:個人的ランキングベスト3

1位 高血圧、糖尿病予防に!

2位 皮膚化膿症、咽喉の腫れや痛みに!

3位 多湿による間接の腫れや痛みに!


沖縄の民間療法としては、のぼせ、高血圧症、熱さまし、腎臓、膀胱炎、排尿痛、
淋病、糖尿病、結核、神経痛、下げ薬などに利用していました。
茎葉を煎じて飲みます。
※持病のある方、何か薬を服用している人や妊婦さんは基本的に、
何かあるといけないのでチャレンジしないでください。

こんなにたくさんの予防薬として活躍していたのに驚きです。
果実は食べることもできるようですが、
わたしもまだ見かけたことがないので注意して観察してみようと思っています。

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家の建物に張り付いて困っているという方もいるかもしれませんが、
夏の暑さ対策などに利用しているケースもあるようです。
ゴーヤーを育てて夏の間だけ植物カーテンといった感じの発想だと思いますが、
イシマキガンジューという名のとおりガンジュー(頑丈)な植物なので、
定期的な剪定が必要かもしれませんね。

観葉植物にプミラという植物を見かけることがありますが、
プミラはオオイタビの幼株で成葉をつけにくい系統を利用したものらしいです。

プミラはオオイタビのことだったんだ。なるほど。

植物は種類が多くて、~の仲間とか属性が同じと言われてもピンとこないこともありますよね。
成長の過程で形状が違っていたり、同じ植物でも一株に異なる形状の葉→異葉性など。

野草、薬草を利用する場合はよく調べてからでないと、採取してはいけませんね。

違う植物だ!と思っていたのに、同一だったのか…。
なんてざらかもしれません。