15世紀にインドから中国、そして琉球王国へと渡ってきたモーウイ。
琉球王朝時代の宮廷料理の食材でもありました。
幼いころは見向きもしなかったけれど、自分で料理をするようになると
心底、野菜のありがたみと歴史や食文化ってスゴイな―と思います。
モーウイ。
妙な響きですが、怖がらないで。(誰も怖がってないですね)
まずは、こんな野菜なのねって感じで紹介していきたいと思います。
赤瓜というだけあって外見は赤いというか、
茶色っぽくて見た目はイケてないですけど、
味はどこかしらフルーティーでさっぱりとしてギャップがあって面白いです。
ちょっと印象は悪かったんだけどー。
見た目と違って意外に良い人だったのー。
ギャップの魅力は絶大です。
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効能:個人的ランキングベスト3
1位 夏バテ防止に!
2位 高血圧予防に!
3位 栄養素が豊富!
夏バテ防止
モーウイの旬の時期は7月~10月で、沖縄では夏真っ盛りの頃にお目見えします。
夏バテの原因のひとつとされているのがカリウム不足。
汗と共に流れてしまいやすいので、不足すると筋肉の動きが悪くなり、夏バテになりやすくなってしまいます。
モーウイにはカリウムが含まれているので、体に優しい効果があるといえます。
カリウムは大切な栄養素です。とくに夏になると気にかけて欲しいと思います。
こちらもぜひ。読んでくれると嬉しいです。お願いします。なにとぞ…。
しつこい。(それほど大切なのです)
高血圧予防
モーウイに含まれているカリウムにはナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。
イライラの解消にも効果があるので、
暑くてイライラしてしまう時はさっぱりしたモーウイの和え物などを食べてリラックスするのもいいですね。
カリカリしたらカリウム。カリカリしたらモーウイ食べよ。
ビタミンC、カルシウムなど栄養素が豊富
モーウイには夏バテによいとされるカリウムを始め、ビタミンC、カルシウム、リン、マグネシウムなど、
たくさんの栄養素が入っています。
90%以上が水分ではありますが、毎日の食卓でモーウイをまるごと食べつくす頃には、
体もすっきり健康的になっていると思うので、少し大きい野菜ですが、
ンブシーにしたり、イリチーにしたり、
和え物にしたりして食べきってしまうことをオススメします。
カリカリしたら、カリウムも大事だけどカルシウムもいいんです。
もちろんビタミンCも欠かせません。そのワケは一体?!
まとめ - Summary of the information –
正直、モーウイだけでは十分な栄養素は取れませんが、ゼロではありません。
水分が多いウリ科は時々、栄養がないから食べても意味がない?!なんて聞くことありますが、
とんでもない。
夏野菜として考えてみれば、夏の暑い季節に体に必要な時期に水分を摂取できるし、
体の熱を冷ましたり、夏バテで疲れた体にはほどよい栄養が補給できます。
季節野菜が食べられるということは、楽しみでもあり贅沢でもありますね。
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