レモンバーム -Lemon balm-
その名のとおりレモンのいい香りのするハーブです。
レモンバームの別名“メリッサ”は、ギリシャ語で「ミツバチ」を意味します。
見た目はミントとそっくりなのですが、
柔らかなレモンの香り、酸味のない味わいはレモンバームならでは。
効能も知れば知るほど、興味深いハーブの一種です。
効能:個人的ランキングベスト3
1位 抗うつ作用やストレスの緩和!
2位 抗菌、抗ウイルス作用!
3位 不眠症や生理不順に!
抗うつ作用やストレスの緩和
人は時々、ひどく気分が落ちこんだり、ストレスで心が折れそうになったり…
どうしようもなく沈んでしまうことがあるものです。
そんな気持ちの時には、レモンバームに含まれるシトラール、
シトロネラール、リナロールなどの香り成分で
不安な気持ちを和らげ、ストレスの緩和作用を利用するのも良いでしょう。
抗菌、抗ウイルス作用
レモンバームにはロズマリン酸というポリフェノールが含まれており、
アレルギーの原因である「ヒスタミン」の分泌を抑え、
鼻づまりなどの不快な症状を緩和させるなど、
花粉症などのアレルギー予防に効果的です。
※沖縄に住んでいると花粉症で悩まされることはほとんどありませんが、
少なからず事例はあるようです。
海岸沿いの防風林で植えられている“モクマオウ”“リュウキュウマツ”や、
“サトウキビ”などの花粉には要注意です。
不眠症や生理不順
ストレスの緩和に効果的により、睡眠の改善にも有効とされているレモンバーム。
生理不順にも効果があるとされ、古くから女性に重宝されてきました。
発汗作用や、腸内環境を整わせる効果もあるので、
冷え性やストレスが原因の生理不順には効果的だと言えるでしょう。
まとめ - Summary of the information –
ガサツな私でも育てることができる貴重なレモンバーム(笑)
小さなプランターでもしっかりと根付いている姿はとても頼もしく感じます。
葉っぱを乾燥させてハーブティーとして利用していますが、
いくら育てやすいハーブだと言っても、注意したいのが風あたり。
沖縄は風が強い日が多いので、台風の前後と真冬はとても気を使います。
風の影響をうけると葉っぱが黒く変色してしまうのですが、
剪定と日当たりに気をつけてさえいれば、
また元気よく生き生きと葉っぱを広げてくれます。
見た目も可愛らしいので、キッチンハーブの一つとして育ててみるのも楽しいです。