セージ-Sage-
和名はヤクヨウサルビアといい、
古代ギリシャでは、“セージで治療できない病はない”と信じられていたという話や、
イギリスでは“5月のセージを食べると長生きできる”など、
“庭にセージを植えていれば死人がでない”など、
様々な言い伝えがあったほど、古くから人気の高いハーブだったようです。
効能:個人的ランキングベスト3
1位 強い抗酸化作用!
2位 五感を活性化!
3位 更年期の様々な症状に!
抗酸化作用
ソーセージの語源となったという民間語源説もあるセージ。
肉の臭み消しとして、ソーセージや加工食品の香辛料としても使用されています。
殺菌力にもすぐれており、セージティーでうがいをすると風邪や感染症の予防になり、
歯肉炎や口内炎などの症状を和らげます。
のどの痛みや腫れがあるときにも効果的ですが、
水虫などのケアにも利用できます。
都度強い薬を利用するよりも、
時々はセージティーを作って患部を洗い流すのも良いかもしれませんね
五感を活性化
フランスでは古くから、深い悲しみを癒す働きがあるという言い伝えがあるそうで、
気持ちを落ち着かせたい時などに利用されきました。
セージティーを飲むと血液循環が促され、強壮効果があるともいわれています。
深くしみいる芳しい香りが疲れを癒し、リラックスさせてくれます。
更年期障害
年を重ねると避けては通れない更年期障害。
血液循環が促され、生理不順の改善や発汗を抑える作用など、
ホルモンバランスが崩れやすくなってしまう症状の改善につながります。
肌を引き締める収れん作用や抗酸化作用があることから、老化防止にも役立ちます。
まとめ - Summary of the information –
セージはハーブとしての知名度は高いですが、
よそ500種もの品種があると言われており、
観葉植物としても広く愛されています。
ただ気をつけて頂きたい点がいくつかあります。
セージに限らずハーブの薬効を試したいという場合によくあるのが、
“妊娠中の方”への摂取は避けた方がよいという点と、“授乳中の方”、
“てんかん発作のある方”も特に注意が必要です。