丈夫で育てやすいオレガノ。
キッチンハーブとして利用するなら、知っておくと役立つ”オレガノ”の基礎知識。
もっとおいしく楽しくハーブを利用できるように、”料理に使う”をメインにまとめてみました。
オレガノ シソ科/多年生/原産地-アフリカ
oregano オレガノ
origan オリガン
origano オリーガノ
ハナハッカ
目次 -Table of contents-
特徴
- 生の葉っぱには香りが少なく、苦みがある。
- 乾燥させることで香りが強くなる。
- 清涼感のある香り。
- マジョラムと似ているが、マジョラムよりも香り、味が弱い。
利用部分/葉っぱ
乾燥させた葉をおもに利用。
よく使われる料理
ピザ、パスタ、煮込み料理、オムレツ、スープ、ソース、ドレッシングなど。
ちょこっとアドバイス
- 個性が弱い香りなので、他の乾燥ハーブと組み合わせて利用するとよい。
- 加熱料理が一番の利用方法。
- 大量につかうと粉くさくなるので、分量には注意する。
- 味の強い素材には負けてしまうので不向き。
季節で使い分け
春の新芽、初夏の伸び盛りの葉にはほとんど香りがなく青臭いので、
育てたオレガノを利用する場合は、
夏の開花期前後のものを使うとよい。
相性のよい食材
ハム、ラム肉、ソーセージ、スズキ、モッツァレラチーズ、マッシュルーム、トマトなど。
扱いと保存方法
湿らせたキッチンペーパーで茎先をくるみ、密封容器に入れて冷蔵庫で保存。
冷蔵庫の中でも温度が高めの場所へ。3~4日は保存できる。
洗い方
若い葉は傷みやすいので、できるならば洗わないほうがよい。
汚れや農薬が気になる場合は、
5分ほど水に浸して傷つかないようやさしく引き上げて水気をとる。
生育環境
日当たりがいい場所で、水はけのよい土壌が適している。
高温多湿には向かない。
まとめ - Summary of the information –
古代ローマの美食家が「美味しいソースには欠かせない」と明言するほど、
オレガノは料理に欠かせないハーブ。
私たちが普段から口にしているケチャップやウスターソース、ピザソースにも使われています。
なによりもうれしいのがオレガノには薬効成分も豊富で、
人間はもちろんペットの手づくりご飯にも利用しています。
オレガノは殺菌、解毒作用や抗酸化作用の働きもあるので、
健康管理に気を使いたい方にはオススメしたいハーブです。
オレガノとアリストテレスのエピソードなど、
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