愛犬と行く、沖縄の史跡巡り-旧崇元寺石門の紹介-

愛犬と行く、沖縄の史跡巡り-旧崇元寺石門の紹介-

ミニチュアピンシャーのZonと沖縄の史跡をお散歩

本日はワンコとお散歩スポットとして旧崇元寺石門を紹介したいと思います。

いつ頃建設されたのかは不明ですが、東西に建てられてあった下馬碑に
「大明嘉靖六年」(1527年)の碑文が記されており、創建年であろうと推定されています。

今から490年も前の建造物だったのですね!驚きです。

戦争で木造建築物は焼失

崇元寺の広場から

今では石門と下馬碑が残されています。
石門の東と西にあった下馬碑は現在1つのみ。東側に位置しています。
もう一つは戦火により破損。
現在は中央部の一部が沖縄県立博物館・美術館に保管されているそうです。

ミニチュアピンシャーのZonさん

戦後生まれの母の話によると、
昔は寺子屋のような建物があり子供たちが利用するような施設があったとのこと。
どうやら昔は図書館があったようです。
そしてこの石門の前を通るときは、
身分が高い者でも”馬から降りなくてはならない決まり”があったと聞かされました。

現在は広場になっていて遊具などはありませんが、
時々近所の幼稚園のお散歩コースとして利用しているのを見かけます。

 

崇元寺公園

りっぱなガジュマルがありますが、
30年ほど前は現在のように整備されておらず木登りをしたり、
カブトムシを採ったりしてよく遊んだのを覚えています。

崇元寺のガジュマル

ところで、この旧崇元寺石門。
石門と下馬碑。石しかありません。

崇元寺石門の前を通るときは馬から降りないと通ってはいけないという決まり事。
謎です。幼い頃から抱いていた謎を調べてみました。


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崇元寺と首里城との深い関わり

琉球王国では当時、首里城で新しい国王が決まったとき”冊封儀式”という儀式が行われていました。
※冊封儀式を再現したものが毎年11月に首里城祭で行われます。

しかしその前に先王の霊位をまつる「先王諭祭」があり、
王様が変わる前に亡くなった歴代の王様に報告するかのような儀式が行われていたのが、
この崇元寺でありました。

下馬碑の意味

崇元寺石門の下馬碑

崇元寺石門の下馬碑には太陽、雲、鳳凰の模様と、
この碑の所から馬から降りることを命じる文面が刻まれています。
”石門の前を通るときは馬から降りなさい”という決まりは、
琉球王国時代の歴代国王の神位を安置されていた神聖な場所だからこそだったのです。
長い間モヤモヤしていた謎が解けたと同時に、想像以上に神聖な場所だったことに驚きました(; ・`д・´)
現在は東側に首里城に向かっているかのように配置されています。


首里城と崇元寺に油シミ?
2017年4月、首里城と崇元寺石門に油のような液体で汚された事件が起きましたね。
このような許しがたい行いをした者は首里城と崇元寺の繋がりを意識しての犯行だったのでしょうか。
沖縄県民としては歴史をも汚されたともとれるショックな事件です。

崇元寺石門のアーチ

石門には何も残っていませんが、この見事な石積みと、そびえ立つアーチは本当に美しいと思います。
観光でお越しのさいは、どうか汚さず壊さず、気持ちよく過ごして頂きたいものです。


駐車場はございません

 

国の重要文化財に指定されている旧崇元寺石門ですが、駐車場はございません。

近くのコインパーキングを利用することをオススメします。


ミニミニ崇元寺石門

崇元寺石門オブジェ

ちょっとだけ周辺を散策すると、ミニミニ石門が見つけることができるかも?!

興味のある方は探してみてくださいね|д゚)

※ヒントは石門近くの一方通行です!歩かないと気づかないかも…。