沖縄を代表するもう一つのヨモギ、ハママーチ(リュウキュウヨモギ)

沖縄を代表するもう一つのヨモギ、ハママーチ(リュウキュウヨモギ)

ハママーチ(リュウキュウヨモギ)は黄疸症状、肝炎治療、
咳止めに効くとされ昔から利用されてきた沖縄ハーブです。

フーチバーと同じ”ヨモギ”ですが、形状の違いからか利用方法は異なります。

ハママーチとフーチバーの違い

  • ハママーチは葉が細く、親しみ深いフーチバーとは異なる形をしている
  • 海岸の砂地に生育し、茎は地上を這うように伸びる
  • お茶としての需要が高い

ハママーチ/リュウキュウヨモギ

普通の沖縄で見かけるフーチバーはこんな感じです。

フーチバーとは|効能|沖縄の食べ方|琉球ヨモギとの違い
フーチバーと琉球ヨモギ。何が違う?
iwalani.okinawa

効能:個人的ランキングベスト3

1位 脂身の多い肉料理にピッタリ!
2位 内臓病の浄化薬草として使用!
3位 ビタミンAが豊富!


胆汁分泌の促進作用

ハママーチに含まれるカピリンには、
殺菌作用胆汁分泌促進作用があります。

胆汁には脂肪分を消化する働きがあり、
脂っこいものを食べた後にハママーチ茶を飲むと効果的です。
若い頃は平気だったのに、
脂っこい食べ物を食べたあとムカムカする・・・なんて方にオススメです( ゚Д゚)


内臓病の浄化薬草

花穂を乾燥させたものを因陳高(いんちんこう)といい、
黄疸、肝炎、胆石症などに効果があるハママーチ。

肝臓、腎臓、など内臓に優しい効能があります。
日ごろからハママーチを利用して、
内臓系をキレイに健康に役立てましょう。

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ビタミンAが豊富

ビタミンAが不足するとガンのリスクが高くなる

ビタミンAは脂溶性で油脂やアルコールに溶け、
水には溶けにくい性質を持ちます。
ビタミンAは皮膚やのど、鼻、肺などの消化管の粘膜を正常に保つ働きがあり、
これが不足してしまうと粘膜や皮膚が弱くなり免疫力低下になってしまいます。
ハママーチはビタミンAが豊富なので、感染症予防、
免疫力アップでガンのリスクを回避に役立てましょう!

まとめ - Summary of the information –

最近、やっと我が家にハママーチをゲットすることができました(‘ω’)ノ

リュウキュウヨモギという名からして身近な野草なのかと思っていたのですが、
那覇に住んでいるとなかなか自然に生えているハママーチにお目にかかれませんでした。

それもそのはず、ハママーチは宮古島、八重山、久米島、慶良間など先島諸島、
台湾、中国などに分布していて、離島の方々のほうがよく目にする沖縄ハーブなのかと思います。

海岸の砂地に生える多年草で、茎は地上を這うように伸びる性質。
プランター栽培では難しいかと思いますが、
大切に育ててみようと挑戦中です。

剪定のついでに生葉(茎ごと)をお茶で頂きましたが、
フーチバーよりも柔らかな優しい味わいで飲みやすい沖縄ハーブでございました。

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