種をまいて、発芽した姿を見るとワクワクします。
つぎの大切なステップは間引きです。(; ・`д・´)
この作業が苗の成長の良し悪しを決めるかもしれない?!
それくらい大切な作業となります。
間引きとは
間引きの目的は、よい苗だけを残して丈夫な苗だけを育てることです。
市販の種には”発芽率”が記載されており、
整った環境でまくと高い確率で発芽します。
100%というわけではないので一般的なまき方として、「3~5粒はまいてね」とされています。
間引きをしないとどうなる?
初心者にとって初々しい発芽した芽を間引くのはなんだか勿体無い…。
このままでいいのでは?!と感じてしまいます。
しかし、込み合った苗をほったらかしにすると環境が悪くなり、今後の成長の妨げになってしまいます。
- 日当たりが悪くなる
- 通気性が悪くなる
- 生育が弱まる
- 病気になりやすくなる
間引きのタイミング
種の種類や発芽の状態で異なる場合もありますが、間引くタイミングの基本は”双葉が開いた頃”。
本葉が開き、数枚になる過程で1~3回ほど行います。
一度に間引かずに、苗の成長をみながら本命の苗を選別していきます。
間引いたものは捨てずに食べよう!

間引いた芽はもったいないので、食べることをオススメします。
別の場所に植えるもよしですが、サラダやスープに入れて楽しむのも家庭菜園のいいところ。
摂り過ぎないように注意し、苗の状態を観察しながら行います。
日光が均等に当たるか、根っこが込み合わない距離か、を意識しながら間隔を開けて間引きましょう。
土寄せと中耕(ちゅうこう)
間引きをすると土が散乱して、本命の苗までも抜いてしまいそうになります。
根っこが絡みあい、不安定な状態の苗をしっかりと固定しましょう。
株が倒れないようにトントンしましょう。
※強く押すと土の中の隙間がなくなり、酸素不足、
排水が悪くなり根腐れになる可能性があるので注意。
小さな株は丁寧に土寄せします。
双葉が土に埋もれたり、土がついて汚れたままにしておくと、
生育が弱まり成長することができないので小さなスコップや専用の移植ゴテなどで行います。
プランター菜園では、株元に新しい土を足します。
大きなコンテナ菜園や地植えの場合は中耕(ちゅうこう)を忘れずに(; ・`д・´)
※中耕(ちゅうこう)とは種まきのために土を盛り上げた所の溝(※畝/うね)や、
苗と苗の隙間などを軽く耕すことです。
- 雑草の混入を防ぐ
- 浅く耕しながら追肥
- 土の中に空気を送り込み、通気性をよくする
まとめ - Summary of the information –
間引きは一見、かわいそう・・・と感じる方もおられるようですが、
間引きをしないとすべての苗を弱らせてしまい収穫量が減ります。
芽がでたら間引きをして、丈夫で強い苗を育てましょう(;´・ω・)