体の芯から温まる沖縄の家庭の味”カチューユー(かつお湯)”

体の芯から温まる沖縄の家庭の味”カチューユー(かつお湯)”

沖縄の家庭料理で忘れてはならないのが、この”カチューユー”(かつお湯)
風邪をひいて食べ物が喉を通らないとき、体調不良や二日酔いなどに効き目があります。


カチューユーの作り方

材料

  • 削りかつお ——–カップ 1
  • 熱湯 ——–カップ 1
  • ※味噌を入れる場合 ——–大さじ 1
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作り方

  • 深めの器に、削りカツオ、味噌をを入れて熱湯を注ぐ。

作り方は、超簡単。

かつお節にお湯を注ぐだけ。

かつお節だけのカチューユーと、
お味噌をちょいたししたヤカンミスンシルー(ヤカンみそ汁)があります。
やかんから直接お湯を注いでつくることから、
やかんみそ汁(ヤカンミスンシルー)とも言われており、
シンプルな家庭の味ですが、
これが病み上がりの時に頂くと本当に体がじんわり、温まります(;´・ω・)

 


カチューユー

 カチューユーが体に優しいワケ

カチューユーに使われる”かつお節”は栄養価が高く、
良質のたんぱく質、リン、カリウム、ビタミンDなどがたっぷり(*‘∀‘)
不足しがちなカルシウム、ミネラルなども含まれているほか、
脂肪の酸化、動脈硬化の予防に効果があります。
良質なタンパク質なので消化しやすいうえ、
トリプトファンなどの小さなお子様の発育に必要な栄養も豊富です。

 お肌にも優しいコラーゲンの働きを活性化

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体内では生成できない8種類の必須アミノ酸や、
豊富な栄養素が含まれることでコラーゲンの働きを活性化し、
肌の老化防止に役立つうえ、低カロリーで栄養価が高いので
ダイエット中や疲労などの疲れた体の栄養補給にも役立ちます。


 シニア犬の体調管理にもカチューユー

愛犬の食欲不振に困った時にもカチューユーが大活躍。
ご飯を食べてくれない愛犬のケアにも、
我が家ではカチューユーを与えて栄養補給に利用しています。

 

ミニチュアピンシャー

ひと口も食べない時に、小鉢にカチューユーをいれて、様子を見てください。
カチューユーだけは飲んでくれるかもしれません。
かつお節のうま味成分で食欲を促進させ、少しでも食事をしてもらうという作戦ですが、
嫌がる場合は無理に与えないようにしましょう。
※かつお節は取り除き、飲みやすいようにお汁だけを与えましょう。


 かつお節の保存方法

かつお節は空気に触れた瞬間から、劣化が始まるといいます。
大量のかつお節は保存が大変?と思いきや、
冷凍保存できるので開封後はすぐに冷凍保存用の袋に入れて冷凍しましょう。


うちなーかちゅー湯。こんな商品もあるようです。
ご近所さんから頂いたパックの「かちゅー湯」

 

かちゅー湯パック
かちゅー湯パック!一杯につき大さじ2杯を入れてみよう!
かちゅー湯の味噌汁
木綿豆腐を入れて飲んでみました。粉末なのに、お味噌入り!

お湯をいれるだけで、簡単にかちゅー湯ができちゃいました。
しかも、お味噌が粉末になっていて、便利でおいしい!
濃ゆいかなーと思って、木綿豆腐を入れてみました。
というか、かちゅー湯を通り越して、
高級みそ汁です。
カツオが贅沢すぎるくらい入っているので、
お湯を入れるだけで飲めるのは嬉しいです。
遠方の家族に送ってあげたいなー。
(いないけど。みんな近くに住んでいます。)

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まとめ - Summary of the information –

沖縄はかつお節の消費量が全国で一番だそうです。
幼い頃は夕食時になるとかつお節の塊をゴリゴリ削って、
削りたてのかつお節のいい香りが漂っていたのを思い出します。
今では家で削って頂くという風習はなくなりつつありますが、
やっぱり削りたてに勝る味はないでしょう。
たまには乾物屋さんに足を運んで、新鮮なかつお節や昆布を手に入れると良いでしょう。
シンプルだけど、上品で味わい深沖縄の家庭の味、カチューユー。お試しあれ!