お肌にいいとされるコラーゲン。
うちな~んちゅなら、コラーゲンといえば”足ティビチ”(豚足)が
一番に思い浮かぶのではないでしょうか(*‘∀‘)
プルプル、ベタベタしてちょっと食べにくいけど、
昆布とカツオだしの汁で煮込んだ味は、コクとうま味がたっぷり!
これぞコラーゲン!ですね!

しかし、このコラーゲン。
じつは食べただけでは、翌日お肌がプルプル!というわけではないようです。
目次 -Table of contents-
翌日お肌がプルプルにならない理由
食べたコラーゲンは水に溶けにくく吸収性も悪いため、
体内でコラーゲン合成を助けることはありません。
極端にいえば、緑の野菜を食べたからと言って、
肌が緑色になる・・・わけではないですから、
コラーゲンを口から摂取してもすぐに肌がプリプリになる・・・というわけではないのです( ゚Д゚)
肌は1ヶ月かけてターンオーバーする
新しい細胞に生まれ変わるまでにかかる時間は、およそ28日周期と言われており、
栄養不足・睡眠不足・加齢などが原因で乱れると、何倍もの時間がかかることになります。
このことから、翌日にお肌がプルプル!という現象は起こりえないものなのです(>_<)
残念です…。
細胞のサイクルは時間がかかるものなのですね。
ではどのようにコラーゲンを摂取すればよいのでしょうか。
コラーゲンは摂取するのではなく、作り出すもの
コラーゲンはもともと、体内で作られるたんぱく質です。
その元となる素材は体内に存在しており、うまく調整すればいつでも、
いくらでも、新しいコラーゲンを作り出すことができます。
ビタミンCとヘム鉄を一緒に摂る
コラーゲンを作る成分
- タンパク質(プロテイン)
- ビタミンC
- 鉄
コラーゲン構築にはビタミンCが深くかかわっています。
コラーゲンの合成に必須なのがビタミンCで、
ビタミンCとヘム鉄を一緒に摂るとコラーゲンの生成が活発化します。
鉄を多く含む食品
- 豚レバー
- 鶏レバー
- アサリ
- カツオ
- がんもどき
- 納豆
- 菜の花
- 小松菜
- ほうれん草
- ひじき
アミノ酸を摂取する
- アミノ酸とは
肉・魚介類・豆類・卵や乳製品などに多く含まれているたんぱく質を構成する栄養素。
コラーゲンはタンパク質なので、アミノ酸から構成されています。
良質のアミノ酸を摂取することも、コラーゲンを生成するために大切なポイントとなります。
- タンパク質とは
皮膚や髪の毛、筋肉、消化管などの内蔵を作るほか、
血液のヘモグロビン、酵素やホルモンなどの元となる重要な成分。
コラーゲンは肌にいいだけじゃない?!免疫力・血管強化などの役割
コラーゲンは肌だけでなく、体を保つために重要な働きがあります。
コラーゲンの役割
- 肌の若返り
- 骨・歯の強化
- 傷の回復を促進
- 関節の強化
- 血管壁の弾力強化
コラーゲンが不足するとどうなる?
- 関節炎(五十肩など)を起こす
- シワ、傷が治りにくい、毛細血管が壊れやすい、骨がもろくなる
- 関節の痛み、床ずれなどの諸症状が起こる
コラーゲンという名に惑わされないサプリメント選び
上記で説明しているように、コラーゲンは体内で作り出せるものです。
サプリメントやコラーゲンを食べても、体内に入るアミノ酸に分解され、吸収され・・・。
しかもアミノ酸は種類が多いので、直接どこに何に役立っているのかは解明できません(>_<)
コラーゲンを摂取したのに、コラーゲンになるまでの道のりが遠い?!
サプリメントから摂取するよりも、普段の食生活の見直しが近道のようですね( ゚Д゚)
サプリメントは栄養補助食品であり、食事ではありません。
灯台下暗し。
ファストフードやコンビニ、間食などを控え、
あなたの地元の家庭料理を正しく食べることが、肌や健康への改善となるでしょう。
一ヶ月で変わるかもしれません。
続けることで、きっとお肌、プルプルです(*‘∀‘)