黒大豆と大豆の違いは何か。
黒大豆(黒豆)は大豆の品種で、栄養成分は”ある一つ”を除いてほぼ同じです。
ヒントは見た目。
そのままの色にあります。
理由はわからなくても黒大豆はお値段も高めだし、なんとなく普通の大豆より体に良さそうです。
なんとなく良さそう。
これも外観の違いと同じで、見た目ですね。
そう、見た”目”!
黒い色の種皮には、目にいい成分が含まれているのです。
ダジャレで覚えれば、くだらないけど忘れませんね(; ・`д・´)
大豆の主な栄養成分
- タンパク質
- 食物繊維
- ビタミンB群
- ミネラル
- カルシウム
- カリウム
- 大豆イソフラボン
黒大豆の黒い色はアントシアニン
黒大豆はこれに、ポリフェノールの一種である”アントシアニン”が加わります。
アントシアニンの主な働き
- 天然色素
- 視覚機能の改善
- 抗酸化作用
- 花粉症予防
- メタボリックシンドロームを予防
覚えておこう黒大豆の効用
- 大豆レシチン コレステロール低減
- オリゴ糖 腸の機能を整える
- 大豆サポニン 抗酸化作用
- イソフラボン 女性ホルモンに似た働きがある
- アントシアニン 視覚機能の改善
大豆サポニンとイソフラボン
- 大豆サポニン
サポニンは血管についた脂肪を除去、コレステロールの酸化を抑える。
ダイエットや肥満防止に役立つ。 - イソフラボン
女性ホルモンのバランスを整え、更年期障害、
骨の健康維持、生活習慣病予防などの効果が期待される
大豆はやっぱり最強フード!
大豆は”畑の肉”とも呼ばれ、お肉の代用食品としても有名。
栄養価値はダントツで、豆乳は牛乳の代用食品になり、
豆乳をしぼったあとの”おから”にでさえ、
40%ものタンパク質が残っているほど。
ビーガンやベジタリアンを実践できる自信はありませんが…
大豆製品があれば不可能ではありません(*‘∀‘)
煮豆にする前に一晩も水に浸す理由
乾物の黒大豆や大豆を家庭で煮豆にするとき、
購入時の袋の裏には煮豆の作り方が記載されています。
商品によっては4~5時間、長ければ一晩水につけてから煮込み作業に入ります。
これは、たんに柔らかくするだけの目的ではないようです。
長時間水に浸すことで、豆に含まれる毒を取り除く
豆の種類によって生のまま食べると、食中毒を引き起こす場合があります。
毒は水に溶けるので、調理の前に水に浸すことはもっとも重要な作業となります。
加熱することで完全に毒を除去することができ、柔らかくなります。
面倒くさい…と思う前に安全第一!
安心して美味しい豆を食べるために、時間配分も工夫しながら調理しましょう(´・ω・`)
黒大豆の保存
乾燥豆は湿気が大敵(; ・`д・´)
密封容器に入れる、または購入時の袋のままで冷蔵庫や湿気のない冷暗所で保存します。
1~2年の長期保存が可能ですが、煮崩れ、
味落ちするので早めに調理、食べることをオススメします。
いっきに煮豆にして、冷凍庫で保存。
味付けはせずに、水気をとってラップで小分けにして使いやすいようにしておきます。
大豆と相性のよい食材
- 海藻類で弊害をシャットアウト
大豆を過剰摂取すると、大豆サポニンが甲状腺に悪さをする場合があります。
海藻に含まれるヨードという成分が
その弊害(へいがい※害となる悪いこと)を防ぐ働きがあります。

- ニンジンやモロヘイヤで抗酸化作用アップ
大豆の脂質はβカロテンの吸収率があがり、さらにビタミンAの効力アップにつながります。
βカロテンってホントすごい役割があるんです。
さらに黒大豆のアントシアニンがあれば、最強の豆といえるでしょう。
賢く、積極的に食べ続けたい食材です(*’ω’*)
まとめ - Summary of the information –
じつは豆類は得意ではありません。特に甘い豆が…(>_<)ゴメンナサイ
そんな食わず嫌いのわたしのお気に入りは、甘くない黒大豆の煮豆でした。
黒い色のポリフェノールは白髪にも効果があるようで、
友人の勧めで黒大豆を食べてみました。
甘い豆が苦手なのでどんな味だろうと警戒していましたが、
サッパリであっさり。
うまい!
クセもなく、食べやすいことに驚きです(*‘∀‘)
サラダにいれたり、パンを作ってみたりして楽しんでいます。
最強の食わず嫌いのわたしでも食べられるので、子供も平気だと思います。
家族の健康、そして自身のために工夫して多くの食材に挑戦してみましょう!
そして、これって、こんなにすごい食材なんだよーと言える人になれると、カッコイイですよね(*‘∀‘)
ちなみに沖縄では大豆の生産はごくわずか。
ほぼ市場には出回らないそうです。
しかしながら数少ない団体が島大豆の復活にむけて生産活動に取り組んでいるようです。
希少価値が高い島大豆が日常的に食卓に上がるのを楽しみに、陰ながら応援したいと思います。