当サイトで紹介した、
クエン酸で疲労回復!簡単おいしい赤シソジュースの作り方で登場した”クエン酸”。
聞いたことはあるけど、掃除にも使えて、健康にもいいってどういうこと?!
このような疑問を抱く方もいらっしゃる事でしょう。
そこで今回は”クエン酸”の紹介をしたいと思います(*’ω’*)
目次 -Table of contents-
クエン酸の正体は身近な果物に含まれる有機化合物
漢字で書くと枸櫞酸と書きます。
枸櫞(くえん)またはシトロンという中国産のミカンの一種だそうで、
柑橘類に多く含まれる酸のことです。
ってか、書いたことないがない漢字かも?!(; ・`д・´)ハジメテミタカモ
簡単にいいますと、かんきつ類に含まれている化合物で、
梅干しやレモンの酸っぱい味の成分が、クエン酸なのです。
沖縄の柑橘類で言うならば、シークワーサーやタンカン、
タルガヨーなどにクエン酸が含まれているというわけですね(*’ω’*)。
クエン酸を含む食べ物一例
- 柑橘類
- イチゴ
- 梅干し
- 酢
なぜクエン酸は疲労回復にいいのか
体のエネルギー源を生成する際に必要となる炭水化物・タンパク質・脂肪の栄養素。
それらがエネルギーとして変わるまでに体の中では目まぐるしい分解と活動が行われています。
クエン酸は7種の酸に変化、分解を繰り返し、
再びクエン酸に戻る”クエン酸サイクル”が起こります。
このクエン酸サイクルが行われることににより、
各栄養素の相乗効果(複数の要素が合わさり、高い結果が出ること)で、
体の疲れ、筋肉疲労の元となる乳酸(疲労物質)を分解してくれるというわけです。
なんのこっちゃ…( ゚Д゚)
難しいお話になりましたが、酸っぱいものが体にいいのは、
疲労物質を分解してくれるから!
と覚えておくと良いでしょう。
クエン酸の主な効用
- 疲労回復
- ミネラルの吸収
- 新陳代謝の活発
- 抗酸化物質の働きをたすける
クエン酸で掃除するならどこが適所?!
クエン酸といえば、水回り!
これだけ覚えておくと便利です。
クエン酸は酸性。酢も酸性。
二人合わせて水あか撃退レンジャーです。
この2種類は同じ効果が得られるため、クエン酸がない場合は、酢で代用できます。
ツーンとしますが、酢でもOK!香りが気になる場合は、
ハーブを酢に漬けてハーブビネガーにすると、香りや味を楽しむこともできますよ(*’ω’*)
クエン酸の便利な使い方
- 水あか
- 石鹸シャンプーのリンス
- 石けんカス
- まな板の除菌
- 電気ポットの掃除
- 洗濯の仕上げ剤(柔軟剤)
- トイレのアンモニア臭・汚れ
- 排水口の匂い・汚れ(重曹と合わせて使うと効果抜群!)
クエン酸スプレーを作ろう
水200mlに、クエン酸小さじ1を加え、20~30分放置。
あとはシンクや浴室の鏡、蛇口まわりに吹きかけてスポンジでゴシゴシ。
水でよく洗い流します。
しつこい塊は直接ふりかけて、ゴシゴシ。
ラップをして放置しておく。
驚くほどにピカピカになりますよ(; ・`д・´)
クエン酸サワードリンク
クエン酸はスーパーや薬局で手軽に購入することができます。
使い方は裏面に記載があり、ドリンクの作り方も載っています。
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コップ1杯の水に、クエン酸小さじ1を溶かすだけ。
これだけで、疲れがとれる爽快クエン酸サワードリンクができちゃいます!
赤シソジュースもおいしいので、ぜひお試し下さい!
クエン酸利用時の注意点
ちょっと待って!
忘れちゃいけない注意点がありました(; ・`д・´)
クエン酸。体に良いからと言って、
飲みすぎると歯がボロボロなる可能性があります!
強い酸性を飲み続けると歯のエナメルを溶かしてしまいます。
クエン酸の飲み物のあとは、お口をゆすぐようにしましょう(-ω-)/
粉や水溶液が目に入ると強い痛みを感じますので、水でよく洗い流しましょう。
酢も同様ですので、充分お気を付けください!
また、クエン酸で掃除する時の注意点として、
大理石には絶対使わないようにしましょう!
大理石の主成分は炭酸カルシウムなので、酸で溶けてしまいます。
電気ポットについたカルシウムの掃除には使えますが、大理石はNGです。
酸の刺激で肌荒れが心配な場合は、手袋をするなどしましょう。
保存方法
水に溶けやすい性質なので、水気のない密封した容器に保存した方が良いでしょう。
直射日光をさけ、高温多湿を避けましょう。