母が親戚から頂いた島バナナを分けてくれました。
見た目は黒ずんで、これ大丈夫?!一瞬不安になりましたが、
島バナナは希少価値が高いので、めったにお目にかかれません。
もらう前に一口パクリ。
まーさん!!(うまい!おししい!)
島バナナってこんなに美味しかったっけ?!
あまりの美味しさに、近くにいた姪っ子(中一)に分け与えようとした時、
悲劇が起こりました。
「気持ち悪いから嫌だ」
えー。叔母さん、ショック!
島バナナに気持ち悪いと言いよったな!
親じゃないので、無理に食べろとは言えなかったけれど、
希少価値のある果物の良さを
伝えられない自分の無力さに敗北したのであります。
私が感じた美味しさを、味もさながら体に美味しい貴重な味、貴重な果物を
ただただ、美味しいよとしか言えなかったモヤモヤ感。
家に帰ってから沸き起こるふつふつとした怒り。
わじわじー(イライラ。むかつく)する気持ちを抑えながら、
だったら調べてまとめて書いてやろーじゃないの!
好き嫌いの叔母さんが、感動したウマさを伝えたい。
沖縄の伝統果実、島バナナの良さをアピールいたします。
目次 -Table of contents-
島バナナの見た目はやっぱり気持ち悪い?
普通のバナナに比べると、熟した島バナナの見た目は
正直、悪いです。
それは認めます。
しかし、この色合いが島バナナの普通のバナナにはない濃厚なウマさの合図なのです。
なぜ見た目がイケてないのか
島バナナは熟れると皮はすぐに黒ずみ、ボロボロ、ガサガサになります。
これは普通のバナナよりも皮が薄いのが原因です。
その為か、傷みも早く市場に出回る数が少ないようです。
島バナナの価格は、通常バナナの10~20倍?!
希少価値が高い理由の一つとして、台風被害に弱い点があげられます。
台風の時期に実がなるため、生産性が追い付かず商品として売り出すには
効率が悪いのです。
昔に比べると庭に植えている島バナナは減りましたが、
時折見かけることができるので条件のよい場所であれば
育てることは可能なようです。
那覇市内でも島バナナを見かけることができました。

島バナナの味とモンキーバナナとの違い
見た目がそっくりなモンキーバナナ。
島バナナと同じなのか?と間違えられやすいですが、
甘い味のモンキーバナナとは違い、
島バナナは酸味が強いため、個人的にはキウイフルーツに近いと感じました。
島バナナを食べすぎると便秘になりやすい?!
地元では島バナナは便秘になりやすいと言われています。
実体験で言うと、お腹がゆるい時に食べるとちょうどいいお通じでございました。
朝ごはん代わり2に本ほど食べた私は、一日の始まりは絶好調でした。
満腹感もバッチリ。
仕事も家事もうまくこなせたように思います。
(自己評価ですが)
もともと便秘ではないのでなんとも言い難いのですが、
食べ過ぎには注意したほうが無難です。
まとめ - Summary of the information –
大量に頂いた島バナナ。
1人で食べ続けるには多いため、島バナナジャムを作って保存することにしました。
クラッカーとの相性は言うまでもありません。
焼いた食パンもバッチリ!
作り方も簡単なので、面倒だなーと思う方はジャムにするのがオススメです。
食育は家庭から始めないと、急に横から口をはさんだところで
思春期の子供には受け入れてもらえません。
ましてや親が好き嫌いが多いと、なおさら叔母のアピールは敗北に終わります。
私自身も好き嫌い大魔王なので、食べたくない人の気持ちはよくわかります。
子供の感じる味と大人の感じる味も違いがあります。
しかし、栄養や希少価値が高い理由を知ってしまうと、
大切な人には体に吸収してほしいと強く思います。
自分が美味しいと感じないことには人に進めることができないので
どうやったら美味しく食べられるのか。
どこが凄いのか。何んで体にいいのか。
そして地元の食べ物を頂く感謝の気持ちを
伝えていけたらいいなと思います。
今のところ惨敗ですけど…。
叔母の探求は続きます。