アサフェティダ-Asafoetida-
ドリアンに似た強烈な匂いがあるため、
悪魔の〇ソと呼ばれるほど、ヤバイ系。
そこまで言われてもめげないアサフェティダの魅力は、
油で炒めることで、奥深く眠っていたうま味と風味が引き立つところ。
そのうま味と風味は玉ねぎに似ているとか。
information
学名 — Ferula assa-foetida
科名 — セリ科/オオウイキョウ属/二年生草木
別名 — ジャイアントフェンネル/ヒング/アギ
原産地 — 南西アジア・北アフリカ
利用部位 — 根茎からとれる樹皮、葉、茎
どうしてそんなに臭いのか
複数の揮発性硫黄化合物を含んでいるため、
ガーリックやドリアンに似た香りを放つ。
ところが、油で熱することで
この危ない香りはなくなり、
オニオンのような風味へと変化する。
臭いけど、にくめない不思議なスパイスなのです。
ジャイアントフェンネル
別名がジャイアントフェンネルと呼ばれているものの、
”フェンネル”ではありません。
アサフェティダは春になると”フェンネルに似た花”を咲かせることから、
ジャイアントフェンネルと呼ばれているのです。
ややこしい。。。
アサフェティダの加工
花を咲かせる前に、根元から引き抜きます。
根茎に傷をつけ、にじみ出てくるミルク状の液体をあつめ、
乾かしてブロック状にします。
使う時は粉末にし、調味料として使用します。

アサフェティダの主な効能
消化促進
鎮静
けいれん
気管支炎
お腹の張り
どんな料理に使われている?
豆料理
野菜料理
スープの風味付け
ウスターソースの原料
ミックススパイスの原料
魔女が使ったおまじない
悪魔祓い、浄化、守護、お守りなどに効果的。
強烈な匂いで悪い空気を吹っ飛ばせるかもしれません。
つねに首に巻き付けておけば、
風邪、発熱から身を守ることができます。
自分自身がニオイに倒れる可能性があるため、
オススメはできませんが。