人もペットも注意したいフリーラジカルとは

人もペットも注意したいフリーラジカルとは

みなさん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
ペットロス中のゾンピンです。
気が付けばもう数年が経過しましたが、
多くの飼い主さんにドックライフのお役立ち情報をお届けしたく、
執筆しております。
今回は「フリーラジカル」をテーマにまとめてみました。
聞いたことがない方もある方も、
このページで出会ったのも何か縁です。
ペットとの生活をいまよりもより良いものにしたい飼い主さんに、
心を込めてお送りいたします。

 フリーラジカルとは

”体がさびる”という表現がありますが、
フリーラジカルとは端的に表現すると、
体の酸化」と思っていただけるとわかりやすいと思います。
フリーラジカルは極めて反応性の高い分子で、
細胞や組織に障害を引き起こし、疾患の原因となると言われています。

細胞の損傷
フリーラジカルはたんぱく質、DNA、
または細胞膜の脂質から電子を「盗む」ことで
細胞を傷つけるという、なんともやっかいな泥棒さんです。

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フリーラジカルが生成される主な要因

  • 放射線
  • 化学物質
  • 車の排気ガス
  • タバコの煙
  • 薬物

どれも現代社会の生活習慣、環境によって作り出されたものが要因です。
オゾン層が薄くなることによる紫外線曝露、
マイクロ波、エックス線、電磁場など。
これらはフリーラジカル形成に大きく関係している可能性があります。

Photo by Jan Antonin Kolar on Unsplash
Photo by Jan Antonin Kolar on Unsplash

注意したい生活習慣の多くの要素

  • 高脂肪の食事
  • 運動不足
  • 過激な運動
  • 過剰な飲酒
  • 喫煙
  • 薬物
  • ストレス

ペットもまた、人間同様、社会生活のストレスを受けています。
その影響は体調や問題行動の原因かもしれません。

ペットが病気になる理由

人間との生活に飼いならされ、
都会の環境の中で生活していることがあげられます。
ペットは都市の環境が原因で発生する、
フリーラジカルにさらされて暮らしています。
長期間フリーラジカルさらされることで、
皮膚や眼、消化器、免疫系の疾患だけでなく、
関節炎や心疾患など、
多くの疾患の重要な寄与因子であると言われています。

確証はなくとも、明らかに影響があるのは肌で感じることができるでしょう。
それはペットも人も同じだと想像して頂きたいと思います。

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 こんな場所も危険かもしれない

家の中
家庭内の家具、壁や床を覆う壁紙や敷物は、
その製造過程で使用された化学物質の分解によって、
常にフリーラジカルを発生させています。
少量であっても、それが集合体となれば多くなる。
考えると気が遠くなります。
しかし、現実にはハウスダストでアレルギー反応を起こす人々もいて、
目に見えないけれど、私たちのすぐそばにフリーラジカルは発生しており、
その要因は多く存在するのです。
ペットの場合、床を舐めたり家具などを噛んだり触れたりするため、
家の中での暮らしへの工夫が必要になってきます。

カウチ

犬の散歩コース
いつもの散歩コースを思い出してください。
そこは交通量の多い場所ですか?
ゴミや糞尿が多い場所ですか?
不自然に雑草が枯れている場所も、
除草剤、殺虫剤にも注意しなければなりません。
地面と近い犬にとって、快適な散歩コースか否か。
安全が確保でき、吸い込む空気がキレイな道を
歩んで頂きたいと思います。

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 犬のスキンケア
化学物質のスプレー、口臭ケア製品、ノミダニ駆除製品など、
定期的な使用はペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
免疫が落ちていることに気が付かずに使用を続けると危険です。
最新の注意を払いましょう。
動物の匂い、体臭は、それが自然であり、
不自然に打ち消そうとすると、
病気の発見が遅れる可能性があります。
健康異常のサインを見逃さないために、
人工的な香りをまとわせるのは控えめにしましょう。

 タバコの煙
極めて強力なフリーラジカル発生源の一つで、
猫のガンに関係があるとされています。
もちろん、人も犬も過言ではありません。
煙に近づけない、室内で吸わない。
人と同じようにペットにも煙を吸わせないようにしましょう。

 過剰な運動
人も動物も同様に、
日ごろから身体運動をすることで体内ではフリーラジカルは発生しています。
さらに過激な運動をするとその量も増えてしまいます。
健康のための運動が健康を阻害する可能性が出てきます。
ペットには体格、体調に合わせた適度な運動が必要です。

  • 小型なら30分~1時間以内。
  • 大型犬なら1~2時間以内。

できることなら朝昼晩が理想的。
24時間あるうちの数時間です。バランスよくお願いします。

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じつは体には適応能力がある

人間もペットもただ、フリーラジカルにさらされるだけではありません。
体にはフリーラジカルや異物に対して適応し、
解毒する働きが継続的に機能しています。
身近にある危険な環境の中でも、
フリーラジカルを気にせずに無事で過ごせているのは、
のあなたやペットは健康だからです。
体調が良くない場合は、汚染物質やフリーラジカルによる細胞の損傷が
さらに健康状態と悪化させる原因になりかねません。

若いうちは体内にフリーラジカルを吸収しても
作用を打ち消すのに十分な濃度の抗酸化酵素があります。
しかし、加齢とともにこれらの防御システムの効力は薄れていきます。
破壊されずに生き残るフリーラジカルが体内では増加し、細胞組織に損傷をもたらし、
気が付けば時間の経過とともに体は老化、疲弊していきます。

次回はフリーラジカルに負けない体作り、改善方法をテーマにまとめようと思います。
一息入れて、次回をお楽しみください。
ご閲覧、ありがとうございました。