甘いもの中毒は脳のせい?脳内麻薬とは

甘いもの中毒は脳のせい?脳内麻薬とは

 過剰摂取に要注意

甘いものは脳を刺激するので、
ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
太る原因は、食べ過ぎ。
習慣にならないように、気を付けたいところです。
なぜなら、体に悪影響を及ぼす可能性が大きいからです。

合成甘味料に限らず、
砂糖や果物に多い果糖を取りすぎると、
肝臓に蓄積され、高中性脂肪血症、
高尿酸血症を引き起こす可能性あります。

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高中性脂肪血症とは。

  • 血液がドロドロ
  • 動脈硬化
  • 高血圧
  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞に影響

高尿酸血症とは。

  • 血液中に溶けている尿酸の濃度が7mg/dlを超えた状態
  • 放っておくと痛風になる

その他のリスク

  • 太りやすくなる
  • 集中力低下
  • 疲れやすくなる
  • 気分の浮き沈みが激しい
  • 虫歯の原因
  • 認知症

 甘いものは脳に良いか悪いか

Photo by Charles Deluvio on Unsplash
Photo by Charles Deluvio on Unsplash

甘い物(または大好物)を食べると、脳内で麻薬様物質がでまくり
前途で申し上げた通り、
幸福感、リラックスが得られます。
麻薬様物質は、脳内麻薬(のうないまやく)ともいい、
モルヒネなどの麻薬と似た作用を示す物質ですので、
よい影響と思えます。
が。
しかし。この脳内で麻薬様物質は分泌されるのはごく微量。
この快楽は一瞬で効果は薄れていくのです。
残念です。

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 甘い物には頼らない

ストレス発散で甘いものが食べたくなる。
食べると脳に良いなど、都合のいいように頼るのはやや危険です。

甘いものを食べると血糖値が上がります。
上がっている状態は幸福感でいっぱいです。
脳内はバラ色です。
体内では急速に血糖値が上がると下げる働きがあるため、
食べ終わると血糖値もさがり、
バラ色だった脳内は、色あせていきます。

これを激しく続けると脳内だけでなく、
体内では余分な糖質が分解されずに蓄積され、肥満に繋がります。
血糖値も上がったり下がったり、しまいには糖質依存症になり、
糖尿病、認知症、ガンなど様々な病気のリスクを背負うことなりかねません。

甘い話には裏があるように、
こんなに食べて大丈夫かなぁと立ち止まることが大切です。

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 甘いものは悪ではない

不足するとエネルギーの材料が不足するため、
だるさ、集中力低下など、
基礎代謝や自律神経のバランスが崩れやすくなります。
摂り過ぎても同様、だるさ、集中力低下になりますが、
不足しても同じ影響が出るところを考えると、
甘いものや炭水化物は重要な働きがあることがわかります。

「食べたいならしっかり動け、しっかり働け!」
友人によく言われる言葉です。
甘いものが好きな人は、
食べる分だけ背負うであろうリスクも
考えないといけない。
でも食べたい。
だから
動く。働く。
三時のオヤツをおいしく食べるために、
今日も一日、頑張ります!