”昔ながらの衣”で作る、沖縄の野菜天ぷら(かき揚げ)の作り方

”昔ながらの衣”で作る、沖縄の野菜天ぷら(かき揚げ)の作り方

家庭菜園で育てたキャベツ。
外側の硬い葉を捨てるがもったいなかったので…
かき揚げ(野菜天ぷら)で食べようと思います。
せっかくなので、沖縄の家庭料理の天ぷらに挑戦!
今回は”昔ながらの沖縄の天ぷらの衣”で、
揚げてみたいと思います!

”かき揚げ”と表記していますが、
沖縄では”野菜天ぷら”と呼ぶことが多いです。

※市販の天ぷら粉は使っておりません。
おかーさんのあじー♪てづくりのーあじー♪
沖縄製粉♪の小麦粉を愛用しています。

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 材料

キャベツ —– 手のひらサイズの硬い部分の葉5~6枚
玉ねぎ —– 中 1/2個
にんじん —– 小 1本

小麦粉 —– カップ2杯
水 —– 大さじ6
卵 —– 2個
卵黄 —- 1個
塩 —– 少々
だしの素 —– 小さじ2(いれなくてもOK)
油 —– 天ぷらが揚げられる分量で。

ウスターソース —– 食べるときにつける分量で。

キャベツ
家庭菜園で育てたキャベツ。小さめですが、なんとか育ちました。
キャベツ
周りのグリーンの葉を捨てるのがもったいないので、この部分を使います。

作り方

キャベツ、タマネギは千切り。
ニンジンはピーラーで薄くしました

キャベツの千切り
ここからは見えませんが、ニンジンと玉ねぎが底に沈んでいます。

ボールに野菜以外の調味料をいれ、
だまがなくなるまで、ひたすら混ぜます。

調味料をいれる
調味料を入れます。
まぜる
ぼてぼてしていますね。根気よく混ぜます。
ひたすらまぜる
無心で混ぜると、なめらかになってきました。
からめる
衣にからめます。
衣に絡めた具材
衣が少ない気もしますが…とりあえず、揚げます。

180℃の油で揚げたら出来上がり。

天ぷらを揚げる
火傷に気を付けましょう!
沖縄野菜天ぷら
野菜天ぷらのできあがり!ウスターソースで頂きます!

今回は、衣に”だしの素”を入れてつくりましたが、
本来は、塩だけの味つけだそうです。

なかには、ベーキングパウダーを入れて
ふっくらさせる方もいらっしゃるようですが、
本来の、「昔ながらの衣」はこんな感じ。
基本でつくるか、現代風でつくるか。
興味のある方は「きほんの味」をお試しください。

 きほんの沖縄天ぷらの衣

全卵 —– 1個
卵黄 —– 1個
水 —– 大さじ3
塩 —– 小さじ1
小麦粉 —– カップ1強

※「琉球料理全書」参照

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 ちょこっとアドバイス

揚げるときは、お箸でつまめる分量で

野菜のかたまりを油鍋に入れるときは
無理せず、欲張らず、気持ち少なめがいいと思います。

量が多すぎると油を吸って重たくなるうえ、
食べた時に”あんだいー(油酔い)”する可能性があるため、
注意が必要です。

具が多すぎて衣が足りてない?!

そんなときは、小麦粉カップ1杯と水大さじ3と
卵1個(または卵黄1個)追加で凌ぎましょう。
この三点セットがあれば安心です。

  • 小麦粉 カップ1強
  • 全卵 一個または卵黄一個
  • 水 大さじ3

後入れでも、無心で混ぜると小麦粉はちゃんと混ざるので、
諦めずに、とにかく混ぜる。
そうすると、とろっとした衣になっていきます。

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調理が簡単

沖縄天ぷらはシンプルです。

  • 材料入れて、混ぜる。
  • 揚げる。
  • ウスターソースで食べる。
    おわり。

普通の天ぷらと違い、
衣が厚く、味が付いていて、
ボリューム満点!
家で揚げ物をするのは大変ですが、
揚げたては最高です。
魚、イカ、もずく、おイモ・・・お好きなものを頂きましょう!

普通の天ぷらの作り方はこんな感じです。
作り方の違いがわかります。→ぶきっちょでも安心。失敗が減る天ぷらの作り方

ちなみに…うどんに入れても抜群に美味しいです!

うどんにかき揚げ