オレガノとは|失敗しない育て方|効能|使い方

オレガノとは|失敗しない育て方|効能|使い方

別名:ワイルドマジョラムとよばれる、”とにかくワイルドなハーブ”。
生の葉の香りをかぐと、すーっと澄み渡るような心地よさを感じます。
料理にも使えて、心も落ち着く。
ぜひ、オレガノの”失敗しない育て方”をマスターして、
キッチンハーブの常備品にしてみてはいかがでしょうか。

 information

科名 シソ科/多年草
和名 ハナハッカ
学名 Origanum vulgare
発芽温度 20℃
原産地 ヨーロッパ~西アジア
草丈 10~90cm

 

オレガノとはどんなハーブ?

繁殖力が高く、丈夫である。
寒さに強い。
春から秋まで長く収穫できる人気のハーブ。
花の咲く直前が、一番香りがよいとされている。
トマトソース、ビネグレットソース、オムレツ、
ガーリックトーストの仕上げなど、
”料理の決め手”に欠かせない。

”初心者にオススメ、簡単”なのに、失敗した原因

わたしはオレガノをプランター栽培して、
みごとに失敗した経験があります。
原因は「簡単」という言葉を「放置していい」と
勘違いしたことにありました。

特徴を知らないと損

オレガノの特徴をもう一度見直してみると

  • 寒さに強い
  • 水はけがよい乾燥した場所を好む

これは、「暑さに弱い」「湿気に弱い」ということになります。

たとえば、私のように沖縄に住む温暖地域では、
蒸し暑い時期が長いため、
オレガノに適した環境を維持するために、
「夏のお手入れ」が必要ということになります。
「冬のお手入れ」については、
雪は降りませんが風が強く吹き荒れます。
そこで「つよい風」に気をつけました。
これらを意識して栽培すると、
みごとに成功!(特徴を知るって大切だなー。)

私が失敗した原因は、
都合のいい点だけに気を取られて、
成功する術(すべ)を試さずに放置し、
失敗してしまった。というわけです。

残念ながら台風により、
オレガノのプランター栽培は終わりを迎えましたが、
失敗しない育て方とは
「3つのポイントで成功する」ことがわかりました。

  • 育てたいハーブの特徴を知る
  • お住まいの地域の環境と照らし合わせる
  • 季節のお手入れを意識する

オレガノの育て方年間スケジュール

オレガノ作業カレンダー

発芽温度は20℃。
※お住まいの季節の温度によりズレが生じますが、
毎日のお天気、気温をチェックし、栽培を開始してみましょう!

種まきと剪定

3~5月頃にかけ、タネをバラまきし、薄く土をかぶせます。
乾燥しないように新聞紙などで覆うと良いでしょう。
株分けにも適しています。
発芽したら、日光によくあて、
密集しているところは、間引きを行います。
本葉が4~5枚になったら、株間を充分にとり、
定植させます。
1年目は開花せず、2年目の夏に花が咲き始めます。

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さし木と株分け

6~7月が適期。
オレガノはさし木と株分けが基本です。
雨季対策もかねて、通気性をよくしてあげます。
丈夫な枝を選び、湿らせた土に差し込みます。
根がでるまで、小瓶で育ててもよいでしょう。
株分けは春と秋に行います。
通気性をよくする、根詰まりを防ぐ目的があります。

雨季対策と注意点

風通しをよくしましょう。
乾燥を好むハーブなので、
雨季のジメジメは要注意。
根腐れの原因となり、枯れる可能性が大きいです。

収穫

6~9月は収穫時期。
花が咲く直前で、さらに乾燥していると、
より香りが高くなりますので、
お天気のよい日が続いた時が収穫に向いています。

夏の暑さ対策

湿気の多い夏は、涼しく風通しのよい場所で育てましょう。
移動できない場合は、日陰をつくる工夫を。

秋~冬の寒さ対策

一度根元から刈り込みます。
-5~10℃で枯死するため、
地域によって冬越し対策が必要となります。
根元に土寄せをし、落ち葉や腐葉土、堆肥、
ワラを敷き詰めマルチングをします。
防風ネットや新聞紙、発泡スチロールの箱を利用して
防寒するなど、対策を行いましょう。

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オレガノの効能

伝統利用
胃腸障害、口や喉の感染症、発熱、
切り傷の治療、虫刺され
月経痛の軽減、
関節や筋肉痛の緩和
解毒、殺菌作用

科学的評価
オレガノのエッセンシャルオイルには、
殺菌効果が期待がされており、
抗菌作用をはじめ、癌細胞に対する抑制効果や
糖尿病、肝臓保護などの可能性も研究がされている。

関連記事:オレガノで心身ともに元気になろう!

オレガノの使い方

イタリア料理に欠かせないと言われているオレガノ。
トマトとチーズの相性は抜群です。
まずは食べてから、好みの料理に使ってみましょう。

オレガノを生食
サラダやピザ、グラタンなどに散らす

オレガノを飲む
ハーブティー

オレガノを漬け込む
オレガノオイル
ハーブビネガー

オレガノを混ぜ込む
ハーブパン粉
ハーブバター
ハーブチーズ

オレガノの洗い方や保存方法など、
ヒントをまとめてあります。
よかったらどうぞご覧ください。

オレガノ料理基礎リンクバナー

オレガノのオイルの作り方

材料
オリーブオイルまたはグレープシードオイル —1/2カップ
水洗いしたオレガノの葉 —1/2カップ
保存容器

作り方
水洗いしたオレガノは、キッチンペーパーなどで水気をとっておく。
ビニール袋などに入れ、綿棒などで叩き、
オイルを放出させる。
すり鉢などでもOK。
オリーブオイルまたはグレープシードオイルを鍋で温める。
※沸騰はさせない。
耐熱ボールなどに油と潰したオレガノを混ぜ合わせる。
冷めたら、保存容器に移す。
保存方法
保存する容器は熱湯消毒してから使う。
湿気のない涼しい場所に2週間ほど置く。
オレガノを取り出してから使う。

オレガノのオイルができたら、
サラダ、スープ、バゲットなどにふりかけたり、
塗り薬としても利用できます。

※オイル作りは使い切る量で小まめに作り、
新鮮な状態でお使いください。

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参考文献

イギリス王位植物園キューガーデン版
世界薬用植物図鑑
出版:原書房

育てやすい人気ハーブの栽培と使い方
料理、お茶からインテリアまで/育てて楽しむはじめてのハーブ
出版:家の光協会

やさしいガーデンシリーズ/ハーブ・ハーブ/育てる・食べる・作る
編著:兎兎工房

ハーブ&スパイス大事典
日本語版監修:日本メディカルハーブ協会
著者:ナンシー・J・ハジェスキー