甘酸っぱいローゼル/ハイビスカスのジャムの作り方

甘酸っぱいローゼル/ハイビスカスのジャムの作り方

ハイビスカスの食用品種、ローゼル。ちまたでは「ハイビスカス」と呼ばれています。
今回は、ふらっとドライブで立ち寄った直売店で見つけた[ローゼルジャム袋詰め]で、
”初めてのジャム作り”に挑戦してみました!
甘酸っぱさが病みつきです。
材料入れて、ぐつぐつ煮込むだけ。
すごく簡単に作れたので、おすすめです!

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手づくり食パンで頂く

 材料

ローゼルの萼(ガク)—– 100g
水 —– 100ml
砂糖 —– 70g(あれば、きび砂糖)
塩 —– 一つまみ
シークァーサー果汁 —– (なければレモン汁またはクエン酸)適量

ローゼルジャムの材料

 作り方

  • 保存瓶を消毒しておく
  • ローゼルをたっぷりの水でサッと洗い、ゴミをおとす
  • 額の部分に切り込みをいれ、種をとる
  • 鍋に水とローゼルを入れ、中火で煮詰める
  • しんなりしてきたら弱火にして砂糖を2~3回に分けていれる
  • ローゼルの原型がわからなくなってきたらシークァーサーを入れる
  • ジャムっぽいなーと感じたら完成
  • 熱いうちに保存瓶に入れる
  • 保存瓶一杯に一杯に入れたら蓋をしてひっくり返して冷めるまで放置。
  • それでも消毒が気になる方はジャムを入れ蓋をした保存瓶を、沸騰した鍋に5分ほど突っ込んで消毒してもOK
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 ちょこっとアドバイス

保存瓶の沸騰消毒

保存瓶が完全にひたるくらいの鍋で行います。
鍋に蓋と保存瓶をはずしていれ、水をひたひたになるまで入れる。
沸騰させた状態で5分間ほど加熱。
火をとめたら火傷しないように取り出し、乾かす。

または、最後に沸騰消毒。ジャムを入れ蓋をしたものを沸騰した鍋で5分ほどぐつぐつさせる。

ローゼルの切り方

ローゼルの下処理

種を取り出したいので、バサっと切り落とすほうが断然早い。
ですが、せっかくのローゼル。
お茶にして飲みたいなー。見た目で楽しみたいなー。
という場合は、原型を留めつつ種をとってみましょう。

額の部分だけ、パカッと外すイメージです。
ローゼルを横に寝かせ、ガクの部分に軽く切り込みを入れて回すように切っていきます。
一周したら、ガクをひっぱってみましょう。
運がよければ、スルッと取れます。
なかなかひっぱれない場合は、ローゼルの縦にして軽く包丁でサクッと切り込みを入れると剥けるように開くことができます。
パカッ。
やっぱり面倒だわ。と思う人はバサっと切り落としてください。

ローゼル
ガクの付け根から縦にサクッと切れ目を入れると開きます。こんにちは。

ジャム作りの砂糖の割合は60~70%


計算するのが苦手なわたしは、130gのローゼルを100gにして作りました。
残り30gは乾燥させて後でお茶にする予定です。
砂糖は60~70%。なので、70gを用意。
水はローゼルと同じ分量。100ml。
材料を変えても、この法則でジャムが作れるので色々と挑戦してみましょう。

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なぜローゼルジャムにシークァーサー?

シークァーサーやレモンに含まれるクエン酸を加えることで、
ローゼルの赤い色素が鮮やかになるので、”色素を留める”に利用します。
幸い、ローゼルとシークァーサーの収穫時期が同じなので、
夢のコラボが実現できた!というわけです。
地元の酸っぱい柑橘類がある方は、地産地消でジャムを作るのもいいですね。

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以前作った赤ジソジュースではクエン酸を使ってみました。
クエン酸があるとキレイな赤い色素が楽しめます。

赤ジソジュースリンクバナー

これで200円は安い!

種を一緒に入れるとゲル化が半端ない

ローゼルの種

ローゼルのジャム

捨てるのももったいないと思ったので、お茶パックに入れて一緒に煮詰めてみました。
仕上がりは、寒天?みたいな感じになったので、
水分多めが好きな人は、水多めの種なしで。
クラッカーやリッツの上に乗せて食べたい人は、種煮込みがオススメです。

そして。
パンメーカーがある人はぜひ、焼きたての食パンで!
ジャムもパンも作りたて。これ以上の贅沢はありませんなぁ。

もちもち食パン